大きな地震や台風などの大規模災害が起きると、避難所が混雑したり、断水・停電が長引くことがあります。避難生活は「避難所だけ」ではありません。住まいの安全が確認できるなら、自宅で過ごす=在宅避難という選択肢がありますね。この記事では、在宅避難を前提に水・食料・トイレをどれだけ備えるかを、むずかしい理屈抜きで整理します。まずは家族人数×日数で必要量を見積もって、今日から少しずつ回していきましょう。
これだけは覚えておきたい数字
- 飲料水の目安:1人1日 約3L(生活用水は別途)
- 備蓄期間:最低3日、できれば1週間
- 簡易トイレ:1人1日 約5回×日数
- ローリングストック(普段から多めに買い、古いものから使って補充)
お住まいの状況や体調、季節で必要量は変わります。最後は自治体の最新発表を確認しておきましょう。
わが家の目安シート(まずは概算)
家族例:大人2+子ども2/7日分
- 飲料水:3L×7日×4人=84L(2Lボトル×42本 など)
- 主食:3食×7日×4人=84食(アルファ米・パスタ・レトルト等を分散)
- たんぱく源:84品(魚・豆・肉の缶詰、栄養補助バー 等)
- 簡易トイレ:5回×7日×4人=140回分(凝固剤・防臭袋付き)
- 生活用水:ポリタンク20L×2〜4本+風呂水キープ

置き場所のコツ(続けやすさ重視)
続けられる仕組みにしておきましょう。ポイントは分散・熱対策・取り出しやすさです。
- 分散保管:キッチン・寝室・玄関など複数箇所に。
- 高温多湿を避ける:直射日光・熱源付近は×。段ボール直置きは避け、台の上に。
- 重いものは下段、軽いものは上段にすると、出し入れがラクです。
30分で終わる「初回発注リスト」
迷ったら、ここから始めましょう。ネットでも店舗でもOKです。
- 飲料水:概算どおりにケース単位で確保
- 主食:常温保存できる主食×たんぱくの1食セットを数で揃える
- 簡易トイレ:回数分をまとめて確保(家族で“トイレの数”を共有)
ローリングストック(続けるルール)
ルールはシンプルに。やることを減らすほど続きます。
- 棚の手前=古いを徹底し、使ったら同じ数を即補充
- 月1回の点検日を家族カレンダーに固定
- 冷蔵庫などにA4の在庫表を貼って「品目・数量・期限」を見える化
よくある失敗と対策
- 水だけ大量で、食とトイレが不足 → 水・食・トイレの3点セットで考えましょう。
- 期限切れ → 月1点検+普段使いで回せば大丈夫です。
- 置き場所が足りない → 分散&縦方向の収納で解決しましょう。
まとめ(まずは始めましょう)
- 家族人数×日数で水・食・トイレを概算
- ネット/店舗で初回発注
- 在庫表を作って壁に貼る(月1点検を設定)
ーー参考資料ーー
・首相官邸「事前防災でいのちを守ろう」:飲料水3L/日、3日〜1週間分の備蓄、生活用水の必要性
・農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」:ローリングストックの考え方
・自治体資料(東京都広報・厚木市ほか):簡易トイレの回数目安(地域差あり)
ーー特記事項ーー
※本記事は一般的な情報です。自治体の最新発表・指定避難所情報を必ずご確認ください。
